賃貸物件でもOK!有孔ボードを使って極狭・在宅ワークスペースをアップデートする方法
何を隠そう、都内の賃貸マンションに住む筆者の在宅ワークスペースは狭い。横幅は70cmしかなく、ぴったり収まるデスクをなんとか見つけ出し、ギリギリ仕事ができる環境にしている。ヘッドフォンやキーボードといった周辺機器を収納する場所がなく、雑然としてしまうのが悩みだ。 【写真12枚】1枚30分で設置完了!賃貸の壁に有孔ボードを設置するステップを写真で細かく見る! 本当は、ブログやYouTubeなどでデスクツアーをしている方々のように、かっこいいデスクと収納、周辺機器でおしゃれな空間を作りたい。 私の在宅ワークスペース。本当に“最低限”のコンパクトさである。ちなみに、外部ディスプレイは22インチと最小クラス。
開くのは画鋲サイズの穴だけ!賃貸住みの救世主となる留め具を発見
本記事では、こういった狭い環境を少しでも便利なスペースに変えるため、有孔ボードを設置する方法を解説する。しかし冒頭で述べたとおり、我が家は賃貸なので壁に大きな穴を開けることはできない。それもクリアする留め具を発見したので、合わせて紹介していこう。 有孔ボードとは、等間隔に穴が開いた板のこと。材質は木材、金属、樹脂などがあり、厚さや穴の大きさ、穴の間隔も様々な種類がある。別名として、パンチングボードやペグボードと呼ばれることもある。穴にフックや棚受けなどを引っ掛けて、壁面収納に利用したり、空間の間仕切りとして使ったりすることができ、DIY好きの間で人気が高いアイテムだ。 用意するのは、有孔ボードと留め具の2つだけ。本当は、グレーほかカラフルな有孔ボードを購入したかったのだが、持ち前のケチさを発揮して一般的なナチュラルカラーのものにした。楽天市場で1枚1800円程度で購入可能だ(参考)。 ナチュラルカラーの有孔ボード。もっと予算とセンスがあればカラーつきが欲しかった。 留め具は、同じく楽天市場で購入した500円前後の「パンチングボード用石膏ボード留め具セット」(参考)。これが今回の肝である。対荷重20kgとタフな仕様ながら、開ける穴は画鋲程度(1つの留め具で画鋲程度の穴を4つ開ける)。賃貸住みの強い味方だ。とはいえ、賃貸住宅によってその可否は異なるので、利用の際にはあらかじめ契約内容をご確認いただきたい。 留め具のセット。留め具本体と金属製の石膏釘(予備もたくさん入っていた)、有孔ボードと留め具を固定するネジとワッシャー、キャップが入っている。 留め具を固定するピン(石膏釘)はコインなどでも押し込めるが、壁の素材によってはハンマーがあると効率が段違いに上がる。特に最初のひと押しで大きな差が出た。できれば用意しよう。また、留め具と有孔ボードを固定する際に、ドライバーがあるといい。