賃貸物件でもOK!有孔ボードを使って極狭・在宅ワークスペースをアップデートする方法
1枚30分もかからず設置完了! DIY初心者でも簡単でした
まずは有孔ボードの取り付け位置を決めていく。ボードを壁に押し当て、留め具を装着する部分の穴から鉛筆などで壁に印をつけよう。強度を確保するためにも、基本的には四隅がいい。注意したいのは、有孔ボードの角に位置する穴を使うのは推奨されていないこと。もっとも端の穴で固定すると対荷重性能をフルに発揮できず、有孔ボードの破損や落下につながる恐れがあるからだ。 筆者は印をつけるのにシャープペンシルを使ったが、芯がポキポキ折れて大変だった。よく研いだ鉛筆のほうが簡単だと思う。使う穴は角から2番目を選んだ。 4箇所の印づけが終わったら、留め具を壁に打ち付けていく。留め具の中心にある穴を覗き込み、壁につけた印が中心にくるようにしよう。場所が決まったら、付属のピンを押し込んでいけばいい。前述のとおりコインでもできなくはないが、ハンマーを使ったほうが圧倒的に楽である。 留め具の中心にある穴と、壁にマークした印が重なるように配置する。 厳密には、コインを使わなかったわけではなく、まずはハンマーで差し込み、コインで押し込むという手順で作業した。 続いてボードの設置だ。壁側から、留め具→有孔ボード→ワッシャー→ネジの順になるように固定する。これも前述のとおりだが、しっかり固定するためにはドライバーがあったほうがいい。固定具の穴と有孔ボードの穴に多少のズレがあっても、力を込めてドライバーでネジを締めれば微調整が効く。 留め具と有孔ボードを固定する。ここも対荷重性能をフルに活かすため、しっかりネジをしめた。 というわけで1枚目の設置が完了(今回は2枚設置する予定)。ここまでの作業時間は、撮影込みで30分足らずだった。ちなみに、私はDIY初心者である。はっきりいって誰でもすぐに真似できる簡単さだ。 今回紹介した留め具を使うことで、有孔ボードと壁の間に隙間が生まれる。この隙間があることで、フックなどをひっかけられるのだ。 別売りの有孔ボード用のフックをひっかけてみた。ペンホルダーや台座など、さまざまな有孔ボード用のアクセサリが販売されている。