田中将大が巨人入団会見…200勝で「終わるつもりはない」 背番号11で決意「証明するしかない」
ストライプの紺色スーツで登場…巨人入団は「迷うことなかった」
楽天から自由契約となり、巨人入りした田中将大投手は25日、都内のホテルで入団会見を行った。「競争は激しいと思いますけど、まだまだできることを証明したいと思っています」とストライプの紺色スーツで意気込みを語った。 【当時の写真】隣同士で笑顔… 少年野球でバッテリーを組んだ田中将大と坂本勇人 田中将は右肘のクリーニング手術明けだった今季は1試合登板で未勝利に終わった。楽天から年俸2億6000万円から野球協約の減額制限(1億円超は40%)を大幅に超える提示を受けた。「やりがいを感じたい」と自ら自由契約を選択。移籍先を探していた。 この日、吉村禎章編成本部長から背番号「11」になることが発表された。田中将は「子どもの頃からファンだったジャイアンツのユニホームを着られることは光栄に思っています」と喜びを滲ませた。入団については「一番熱くお声がけしていただいた。迷うことはなかった」と振り返った。 阿部慎之助監督とは現役時代に対戦があり、日本代表ではバッテリーを組んだこともある。少年野球で同じチームでバッテリーを組んでいた坂本勇人内野手とはチームメートとなる。「想像もしてなかったですけど、一緒のチームでプレーできることは嬉しく思います。昨晩ご連絡させていただいて、よろしくお願いします、と。(坂本から)『こちらこそよろしく。わからないことがあったら聞いてな』と言ってもらえました」と明かした。 ここまでNPBで119勝、MLBで78勝をマーク。日米通算200勝まであと3勝に迫っている。「ここ数年、ずっと聞かれて、ずっと答えて、ずっと達成できていないので、いい加減クリアしたいという気持ちですけど、そんな自分に対してもすごくフラストレーションが溜まります」と本音も漏らしたが、「残り3勝だということをフォーカスされますけど、自分としては3勝で終わるつもりはありませんし、1つでも多くチームのために勝利に貢献していきたい」と意気込んだ。 「僕も、うだうだ言われているのは知っているので。自分で証明するしかないと思っているので。結果で恩返しできるようにと思っています」。巨人は菅野智之投手がオリオールズへ移籍し先発投手の補強が急務だった。チーム最年長投手となるが、新天地で意気込みを語った。
Full-Count編集部