中国で絶滅したはずのオオサンショウウオが東京と広島にいた! 京大などが発見
飼育されている2個体はいずれもオス。この2個体では繁殖できないが、京都大学はメスの細胞組織を冷凍保存している。人工繁殖では組織からメスのクローン個体を生み出し、そのメスと生きているオスの生殖細胞を用いる。西川教授は「厄介者とされる外来種が世界的な種多様性の保全に貢献することがある」と話している。
研究は、国立科学博物館や琉球大学、北九州市立いのちのたび博物館などと行い、1月31日付けで英科学誌「サイエンティフィックリポーツ」に掲載された。