決勝2着・寺崎浩平「本当は新山君の番手まで」3着・佐藤慎太郎「もうちょっと脚があれば」/四日市競輪G3
四日市競輪のナイター「泗水杯争奪戦(G3)」は10日に最終日を終えた。最終日12RのS級決勝で2着の寺崎浩平(30歳・福井=117期)、3着の佐藤慎太郎(48歳・福島=78期)に話を聞いた。(アオケイ・宮本記者)
2着 寺崎浩平
位置はどこでもよかったし、取れたところから北をどうするか。押さえていってそのまま併走でもよかったけど、中野君が引いたので。本当は新山君のところの番手まで行きたかったけど、結果大森さんのところになってしまった。踏んだけど、思ったよりも中野君のダッシュがよくてタイミングが合わなかった。車間を切ってまわしていたけど、詰まりが悪かった。 (佐藤慎太郎に絡まれたけど)最後は脚で粘られたので、収穫はあったと思う。ただ、新山君に出られてもそれを乗り越えられないといけない。今年の前半は悪かったけど、後半戦で修正できた。その流れを切らさないようにしたい。
3着 佐藤慎太郎
2着までには行きたかったね。響平のあの仕掛けだったし、自分が2着で売れていたから決めたい気持ちはあった。でも、寺崎に一車出られてからあの踏み返しでしたからね。あれが限界でしょう。もうちょっと脚があればもうちょっと行けたかもしれないけど、これが今の現状ですね。 今回に関しては響平が確実に優勝を獲りにいった。寺崎を限界まで引きつけてから、プロフェッショナルな仕掛けだったと思う。GP争いで切羽詰まっている時期だし、これがまた違う時期なら後ろに有無をいわさない仕掛けになると思う。この時期の響平の立場を考えればそれがベスト。 中野の踏み出しは強烈だったし、そこで脚を削られたのもある。今後の課題ですね。他のラインがペースを上げて千切れ待ちっていうのもね。今後そういった隙を見せないようにっていうのは課題ですね。