【実話】母親の再婚相手が幸せな家族を崩壊!?虐待を受け続けた悲惨な幼少期を経験者が語る【著者に聞く】
2024年10月現在も連載中の「感情を殺して生きた日々」はReina(@Reina770)さんの幼少期の体験談を基に描かれた作品だ。現在は幸せな日々を過ごしているが、両親の離婚や再婚で複雑な家庭環境で育ち、その幼少期は想像を絶する。今回は過去に紹介した本作の1~9話をお届けするとともに、著者に本作が誕生したきっかけなどについても伺った。 【漫画を読む】再婚相手に暴力を振るわれる日々が続き…!? ※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。 生まれてから姉とともに母子家庭で育ってきたレイナは、明るい性格で親子3人で楽しく暮らしていた。しかし、母の再婚をきっかけにレイナたちの人生はどんどん崩れていく。 姉とレイナは定期的に実の父に会えたので、その日をいつも楽しみにしていたという。楽しい時間はあっという間に過ぎていき、帰るころには父が恋しくなるレイナ。父が2人を送りに行くと、子どもたちを送ってくれたことに感謝する母。 そして、「今日で父と会えるのは最後」ということを母から聞いて、それを受け入れられない2人。父も「半年に1回でいい」と言ってこれからも子どもたちに会えないか相談するも、母は「子どもたちを捨てて浮気したのはアンタでしょ!?」と言って頑なに拒否。お互い新しい家庭があるので、これまでのように会うのは難しいようだ。 レイナは父のことが大好きだったので、家に帰ってもずっと泣いていた。再婚相手のタッちゃんはそんなレイナの姿を見るとイライラして、レイナを無視したり頻繁に怒るようになる。 レイナは姉とは正反対の性格で、とにかくわがままでやんちゃな娘だったという。タッちゃんはそんなレイナを厳しく教育しようと、食事中も「誰の金で飯食ってんだ?残さず食べろ」などと言うことが多かった。 タッちゃんの暴力はエスカレートしていった。精神的追い詰められたレイナはクラスで給食を食べられなくなり、保健室でご飯を食べるようになる。 最近レイナが吐いていることに気づいた母は、ご飯を食べられない理由を聞くと「父に会えないことが悲しい」と言うレイナ。その言葉にショックを受けた母は、レイナに酷い言葉を放ってしまうのであった…。 幼少期につらい体験をしたReinaさん。本作が誕生した経緯について伺うと、「子どものころの環境が影響したのか、大人になってからも日々生きづらさを感じていました」と語る。そして、「本作は自分としっかり向き合うために描き始めました」と話してくれた。 本作はReinaさんの幼少期をリアルに描いている。果たして母はレイナにどんな言葉を放ち、レイナはこれからどう生きて行くのだろうか。ブログやSNSではそのほかの作品も投稿されているので、興味がある人はぜひ読んでみて! 取材協力:Reina(@Reina770)