【佐賀県 2023年版】 冬の絶景・風物詩10選 48の島を霧が包み込む幻想的な光景
冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。 【画像】佐賀県の冬の絶景・風物詩10選の画像を一気見! 凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。 暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、佐賀県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。
◆いろは島展望台から見る蒸気霧
「いろは島展望台」は、唐津市肥前町の高台に立つ展望台。海抜171メートルに位置し、玄海国定公園内にある景勝地「いろは島」が一望できるスポットだ。 いろは島とは、伊万里湾に浮かぶ大小48ほどの島々のこと。展望台からは青海と緑豊かな島々の大パノラマが眺められ、時間帯によって日の出や夕焼け、星空など、表情の異なる景色が楽しめる。 冬に気象条件が合うと、海面から湯気のように霧が立ち上る蒸気霧に出合えることも。霧が漂う幻想的な光景が見る人を魅了する。 いろは島展望台から見る蒸気霧(いろはじまてんぼうだいからみるじょうきぎり) 所在地 佐賀県唐津市肥前町満越537-2
◆TAKEO・世界一飛龍窯灯ろう祭り
「TAKEO・世界一飛龍窯灯ろう祭り」は、陶芸の里・武雄にある「竹古場キルンの森公園・飛龍窯」で毎年2月に開催されるライトアップイベント。 世界一の容積を誇る全長23メートルの巨大な登り窯・飛龍窯の周辺に6,000個を超える灯籠の明かりが煌めき、並木やモニュメントのイルミネーションとともに来場者を幻想空間へと誘う。 会場では、焼き物の展示会やミニ灯ろう作り体験などが行われるほか、窯の中でコーヒーやスイーツが味わえる窯内カフェがオープンする。 開催日:2月中旬 TAKEO・世界一飛龍窯灯ろう祭り(たけお・せかいいちひりゅうがまとうろうまつり)
◆桜の里から見る朝日
杵島郡白石町の高台にある「桜の里」は、有明海や白石平野などを一望できる絶好のスポット。「佐賀の美しい景観づくり地区」に選ばれており、桜の名所としても有名だ。 冬の時期は日の出を正面に捉えることができ、山並みから昇る朝日とオレンジ色に染まる有明海、無数の海苔棚が海に浮かび上がる神秘的な光景を堪能できる。 さらに、冬は朝日が差すタイミングと漁船の出港が重なるため、オレンジ色の水面に漁船の航跡が描かれ、この瞬間を写真に収めようと多くのカメラマンが訪れる。 見ごろの時期:12月下旬~1月上旬 桜の里から見る朝日(さくらのさとからみるあさひ) 所在地 佐賀県杵島郡白石町深浦