10円→12円→15円 うまい棒の値上げは「やりすぎ」or「当たり前」? 価格を上げて輸出すれば成功間違いなし?
9月24日、駄菓子のやおきんは「うまい棒」の価格を12円から15円に値上げすることを発表した。背景についてはコーンや植物油などの原材料や人件費、包装資材費などの価格高騰を挙げている。 【映像】試したくなる「うまい棒のおつまみレシピ」「スイーツうまい棒」 2022年に10円から12円に値上げしたうまい棒。値上げは2年ぶり2度目となる。
うまい棒の値上げについて、Trusted CEOのファリザ・アビドヴァ氏は「経済や世界の状況に合わせて価格を上げることでサステナブルなビジネスモデルにすべき」と肯定。 その上で「海外では大きな袋の中にお菓子が入っていることが一般的であるため、(種類も豊富で子どもたちが手軽に買える)日本の文化は面白い。もし海外に駄菓子を輸出するのであれば、商品を売るだけでなく、駄菓子ショップごとワンパッケージで持っていくべきだ」と述べた。 駄菓子は海外からの観光客にも人気が高い。大阪のホテルサンリオット心斎橋ではロビーに「DAGASHI CAFE」を設置して好評を博している。ホテルのある南久宝寺町は江戸時代後期に富裕層向けだったお菓子を一般大衆向けに広めた“駄菓子発祥の地”だという。 これを受けてファリザ氏は「今日本食はブームで、寿司に始まりラーメン・トンカツなども身近になってきた。駄菓子もきっと人気になる。パッケージもオシャレで、味も追求して旨味物質を発見するなど、日本の食は最もイノベーティブだ。海外でプロモーションして広めればもっとすごいことになる。ネーミングを変えて、価格も上げて輸出してもいいかもしれない」と話した。 (『ABEMAヒルズ』より)