【東京コミコン】映画をテーマに東京マルイ、バンダイのゴジラショップ、ヤマハ、ホットトイズなどブースが集う!
映画の祭典「東京コミコン2024」が、12月6~8日まで幕張メッセで開催されている。本稿では注目ショップを中心にレポートしていきたい。 【画像】「ガンゲイルオンライン」関連商品の再販決定はファンには特にうれしい発表だ ■ 東京マルイ、映画ファンに向けて"銃"をアピール 映画には様々な銃が登場する。東京マルイはショットガンやアサルトライフル、ハンドガンなど映画に登場する銃をモチーフにしたエアソフトガンをブース全面に展示、一部のエアソフトガンを構えることができるという出展を行っていた。 大きくアピールしていたのがアニメ/小説「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」に登場する「AM .45 バージョン・レン “ヴォーパル・バニー”」と「AM .45」の再販決定だ。本商品は非常に人気が高く、ユーザーが再販を待ち望んでいただけに、うれしいニュースだ。再販時期は未定。続報に期待したい。 もう1つ、先日の東京マルイフェスティバル2024で初発表された「M1851」。発売中の「SAA(コルトシングルアクションアーミー)」の機構を活用しながら、カートリッジ式の銃以前の「パーカッション銃」のモデルアップとなる。SAAは西部劇映画でおなじみだが、実は西部開拓時代はM1851などのパーカッション銃が普及していて、カートリッジ式に移行していく。"西部劇の銃"として、パーカッション式の銃をエアソフトガンでどう表現するか、注目度が高い商品だ。 このほか、これまでのイベントでおなじみの壁一面にエアソフトガンを並べた撮影コーナーもあり、非常に楽しいブースとなっている。 ■ ゴジラショップは「メカキングギドラ」の原型を出展 バンダイはバンダイグループの商品を集め「ゴジラショップ」として出展、関連商品や各社の最新商品をブースいっぱいに並べていた。バンダイは映画ヒーローのフィギュアも多数扱っているが、今回はあえて「ゴジラ」にフォーカスした出展だ。 初出展は「一番くじ」の「メカキングギドラ(1911)」フィギュアの原型。こちらは「一番くじONLINE」でのB賞として発売になるという。発売時期は未定。1991年の映画「ゴジラvsキングギドラ」に登場したキングギドラ。悪役、最強の敵として扱われることが多いキングギドラだが、本作ではタイムトラベルなどSF要素の強いストーリー展開のなかで、"人間が操縦するサイボーグ怪獣"という、他のシリーズと大きく違う設定でゴジラに立ち向かう。 フィギュアはキングギドラのオリジナルデザインをベースに、各部を人工物に変更、全身機械のメカゴジラとは異なる、メカ+怪獣のサイボーグ怪獣としてのユニークなデザインを大スケールで楽しめるアイテムとなっている。怪獣ではこのフィギュア原型をしっかり楽しめる。他にも「DX超合金魂メカゴジラ 1974」など、注目商品目白押しだ。 ■ ヤマハがSFバイクを出展! 中央町戦術工芸とのコラボ 今回の出展ブースの中で特にユニークなのがバイクメーカーの「ヤマハ」である。アクセサリーブランド「中央町戦術工芸」とコラボレートを行い、SF映画に出てくるかのような未来バイクを出展、関連商品を販売している。このバイクの原型は「MT-125」。黒いフレームに覆われ、非常にかっこよく、会場ではまたがって撮影も可能だ。 東京コミコンでおなじみの出展メーカーであるホットトイズもリッチなフィギュア「ムービーマスターピース」を中心に商品を展示。映画ファン憧れのブースとなっている。このほかにも映画ポスターや、各社の新作映画情報、「スター・ウォーズ」や「マーベル」に特化したコーナーなど様々なショップやコーナーを見ることができる。 ■ 映画の小道具など、展示やイベントも注目 そしてもちろん、映画で実際に使われたスーツや、プロップ(小道具)などもたくさん展示。映画では見ることができなかった細部までチェックできる。また怪物のスーツなどは劇中の方が怖く、リアルに感じるというのも面白い体験だ。撮影用道具の細かさだけでなく、道具としては以外と作りが荒いものなどもあって、映画のイメージと撮影用小道具の"違い"も面白い。コンサートやファンミーティングもたくさん用意されているので、ぜひ会場を訪れて欲しい。
HOBBY Watch,勝田哲也