【日本伝統の“会津漆塗”と“金沢箔”】日本発ブランド“ノット”文字盤が美しい10周年モデル2種
2024年3月で10周年を迎えた“Knot(ノット)”。そんな同ブランドから、創業理念である“ジャパン・クオリティで、日本と世界を結ぶ”を象徴する記念モデル2種の予約受付が開始された。 【画像】日本伝統が美しい…。新作を別アングルで見る
“螺鈿 -RADEN-”は、Knotのフラッグシップモデルである“オートマティック クロノグラフ”に、会津漆塗の螺鈿細工を施した特別仕様のウオッチ。 七色に輝く螺鈿を用いた文字盤は、ラグジュアリーな雰囲気を演出する。 螺鈿とは、巻き貝の内側の光沢部分を一時加工して漆の表面に装飾する技法のこと。 奈良時代に中国から伝来し、平安時代に発展したという。 今回、高度な技術を持つ職人にのみ与えられる伝統工芸士の称号を有する匠・大竹信一氏が、“パンダモデル”に唯一無二の輝きを与え、さらに、専用のバイカラーブレスレットの中央にブラックIPコーティングを施すことで、スマートさを印象付けている。 機能面では、10気圧防水を確保し、45時間駆動の自動巻きムーヴメントを搭載。なお、販売価格は20万円。
一方の“箔 - Platinum”は、創業モデル“クラシックシリーズ”に、プラチナ箔を施したモデル。金沢箔の第一人者、箔一の職人が手掛ける文字盤が魅力的な一品だ。一体感のある専用のメッシュブレスレットも美しい。 金沢箔は加賀藩時代に始まり、400年以上の歴史を持つ伝統工芸である。その熟練された技術で作られるプラチナ箔は、深みのある輝きを放つ。今回は、プラチナ箔を廻切りと呼ばれる技法で文字盤に散りばめる。 なお、こちらは専用ブレスレットとのセット商品となる。販売価格は、スモールセコンドが3万800円で、クロノグラフが3万7950円。ブレスレットは工具不要で、簡単に交換ができるとのこと。
文◎Watch LIFE NEWS編集部