54歳、部屋着は「ノースリーブワンピース」一択。団地ひとり暮らしの夏ルーティン
今年の夏の気温は全国的に平年より高くなるそうで、日中の気温が35度越えも珍しくありません。築50年越えの団地にひとりで暮らすきんのさん(54歳)は、「夏は暑く冬は寒いと言われる団地。実際に住んでみたらそれほど酷ではないけれど、帰宅時は部屋が蒸し暑くて即エアコンをつけてガンガン冷やしたくなります」と話します。しかし、この行動が電気料金の高くなる要因と知り、節電を心がけるように。きんのさんの夏の外出前後の節電ルーティンを聞きました。 【写真】ハッカ油の活用法
外出前後のエアコン節電対策
夏場は健康のためにもエアコン利用が必須ですが、なるべく電気料金を抑えたい私がやっている外出前と帰宅後のルーティンをご紹介します。 <外出前のルーテイン> ・出かける30分前にエアコンのスイッチをオフ ・外出中はブラインドやカーテンを閉めて遮熱 <帰宅後のルーティン> ・帰宅後すぐに窓を開ける ・サーキュレーターを窓に向け、熱気を外に逃す ・熱気が和らいだらエアコンのスイッチを入れる(基本28度設定) 具体的にはこんな感じで帰宅後を過ごしています。 仕事から帰宅したら部屋の窓を複数開ける→サーキュレーターを使って部屋の 熱気を外に出す→その間にシャワーを浴びる→湯上がりにエアコンのスイッチ を入れる。 シャワーを浴びている間に、団地の風通しのよさを利用して窓からの風とサーキュレーターで熱気を外に追い出すことで、部屋の温度が若干下がります。 外気との気温差が少ないとエアコンの起動時の電気料が多少お安く済むうえに、湯上がり効果でそれほど冷やさなくても、サーキュレーターで涼しさを感じられるため無理なく節電ができます。
暑い夏を快適に過ごすための3点セット
さらに夏を快適に過ごすために毎年用意している夏の暑さ対策セットがあります。外出時ルーティン&このセットで暑い夏を乗りきっています。 <夏の暑さ対策3点セット> ・ノースリーブのワンピース ・ネックリング(保冷剤) ・ハッカ油 帰宅後シャワーを浴びたらワンピースに着替えます。見た目の涼しさもありますが、脇を冷やすと涼しさを感じやすいので、ノースリーブのものを着るのがポイントです。袖がないだけで体感温度がかなり違います。 そして、冷凍庫で冷やしておいたネックリングを首に巻きつけてひんや~り、保冷剤を包んだタオルで首を巻くより見た目もスマートです。 そう言えば昭和初期のお母さんたちの夏の部屋着といえばシミーズでしたね。結局これが涼しいから同じことをやっています。50代なので部屋着でもミニ丈はちょっと抵抗がありますが、人前に出ないときはロングワンピの裾をたくしあげて短くする(笑)。こうするとさらに涼しくて快適です。 ハッカ油は薄めて部屋や網戸にスプレーしたり、原液をコットンに2~3滴染み込ませてサーキュレーターにはりつけて香りを楽しんでいます。ミントの爽やかな香りでクールダウン、網戸にスプレーすれば虫除けにもなるので一石二鳥です。 ※ ハッカ油の成分が苦手な動物や赤ちゃんのいるお宅は使用にご注意ください。溶けるのでポリスチレン製のものには使用しないでください
楽しみながらゆる~く節電
以前は部屋に帰ったらすぐエアコンをつけ、24度の強風設定で速攻冷やしていました。夏はこんなものだと思っていたけれど、物価高騰と夏冬の電気料金増加で家計が厳しくなり、今は団地の風通しのよさを利用して少しでも節電になればと意識しながら過ごしています。 シャワー後、のほほ~んとアイスを食べている時間が夏のリラックスタイム。 汗を流してさっぱりし、首も口も冷え冷え、香りスッキリ、サーキユレーターはエアコンと向かい合わせに配置して冷気を循環させているので28度設定でもまずまずの涼しさを感じます。生活を楽しみつつゆる~くできる節電の小ワザ、参考になれば幸いです。
きんの