ファストフード、外食チェーンの福袋が人気 お手頃価格でお得感、コラボも
ファストフードや外食チェーンの福袋が注目を集めている。福袋といえば百貨店での売り出しが正月の風物詩になっているが、ファストフードなどの福袋は商品購入時に店舗で使える食事券などに限定のノベルティグッズが付く「お得感」や、有名ブランド、キャラクターとのコラボレーションも人気の理由だ。年内に予約する数量限定の福袋が多いが、年明けに予約なしで購入できるものもある。 【写真】BEAMS DESIGNが監修したビッグマックランタンやポーチなどが入る「マクドナルドの福袋2025」 ■マックは「ビームス」とコラボ 来年のマクドナルドの福袋はセレクトショップ「ビームス」のライセンスブランド「BEAMS DESIGN(ビームス デザイン)」とのコラボ。ビームス デザイン監修のビッグマック型のランタンやフライドポテトをつかむハンドキャッチャー、バーガーやポテトがデザインされたポーチなどが入る。12月2~10日に公式アプリで申し込みを受け付けたところ、準備数を大きく上回る申し込みがあった。「年々人気度は高まっており、毎年大変多くの応募をいただいている」(広報部)という。 ファミリーレストランチェーンのジョナサンの福袋はムーミンとのコラボ。限定デザインのトートバック、ミニボトル、タオルが入る。ピザ宅配チェーンのドミノ・ピザがハッピーニューイヤーセットでコラボするのはスヌーピーだ。限定のトートバック付きで、購入者のうち100人にはコラボデザインパーカーも当たる。 ■商品無料券も コラボはもちろん、物価高が続く中、お手頃価格で「お値段以上」のお得感も魅力だ。マクドナルドの福袋は、コラボグッズのほかに商品無料券が最大合計3610円相当付いて3480円。10人に1人の確率で、500円分のプリペイドカード「マックカード」も当たる。ラーメンチェーンの幸楽苑の福袋は、お食事券3千円分に「冷凍生餃子」と「お持ち帰り生らーめん」の引換券が各2枚入った5400円相当が3千円で購入できる。冷凍生餃子とお持ち帰り生らーめんが丸々お得になる計算だ。 こうした福袋は年内にインターネットで予約し、年末から年明けにかけて店舗で受け取るものが多い。