【Numbers to know】DIGIDAY編(11/21~11/27): AP通信 が人員を8%削減、ほか
「Numbers to know」では、DIGIDAY編集部が今週(11月21日(木)~11月27日(水))注目した数字をご紹介します。今回はメディア業界の動向についてです。 1600万ドル
オープンAIがコンテンツのライセンス料として支払った金額
オープンAI(Open AI)は、AI向けコンテンツのライセンス料としてドットダッシュ・メレディス(Dotdash Meredith)に年間最低約1600万ドル(約24億円)を支払っている。この金額は固定費のみであるため、実際に支払う金額は使用頻度などによって増える可能性もある。オープンAIはドットダッシュ・メレディスの膨大なコンテンツライブラリを使用することで、生成するテキストの精度や質の向上をめざす(adweek.com)。 40%
米国成人はインフルエンサーからニュースを受け取る傾向にある
ピュー・リサーチセンター(Pew Research Center)の報告書によると、30歳未満の米国の成人のうち約40%はインフルエンサーからニュースを入手していることがわかった。ちなみにニュースインフルエンサーの3分の2は男性で、約77%が報道機関との関係を持たない個人。特にTikTokやYouTubeで活躍する人々が多い。ニュースインフルエンサーから定期的にニュースを得ている人々の約65%は、「インフルエンサーのおかげで時事問題や社会問題への理解が深まった」と述べている(niemanlab.org)。 8%
AP通信、将来への投資のため人員を削減
AP通信は、従業員の8%削減を決定した。デジタルを優先した報道体制への加速や、地域報道支援のための基金設立などを実現するための一環。削減は自主退職とポジション廃止で進められ、ニュース部門への影響は半分以下だという。社長デイジー・ヴィーラシンガム氏は、「将来に向けた投資を優先するための必要な措置だ」と説明した(thewrap.com)。 [原文:Media Briefing: Publishers’ Q4 programmatic ad businesses are in limbo] 編集/坂本凪沙
編集部