【伊原春樹コラム】夏場に向けて活躍を期待したい選手。日本ハム・水谷瞬は壁にぶつかったとき乗り越えられるかがカギ
交流戦では首位打者に輝く活躍を見せた水谷[写真=兼村竜介]
【伊原春樹の野球の真髄】 セパともにペナントレースが再開したが、夏場に向けてさらなる活躍を期待したい選手が多くいる。その筆頭が水谷瞬(日本ハム)だろう。昨年オフ、現役ドラフトでソフトバンクから日本ハムへ移籍した水谷。4月11日のソフトバンク戦(北九州)で一軍初出場し、3回に大関友久から初安打、初打点をマーク。しかし、4試合で打率.154に終わると、4月22日に出場選手登録を抹消されてしまう。 二軍で4本塁打を放つなど、再びバッティングをアピール。5月21日に一軍再昇格すると、強烈な輝きを放つ。一番・左翼でスタメン出場した29日の阪神戦(甲子園)でプロ初の猛打賞を記録。翌30日の同戦では二番・左翼でプロ初の4安打をマークした。2戦で9打数7安打とチャンスメーカーとして申し分ない働きぶりで連勝に大きく貢献したが・・・
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週刊ベースボール