【伊原春樹コラム】当たり前のことを当たり前にやる重要性。守乱で世界一を逃したヤンキース。大雑把に見えるメジャー・リーグ
第5戦の5回に何でもない中飛を落球したジャッジ[写真=Getty Images]
【伊原春樹の野球の真髄】 「ワールド・シリーズ」という名称を掲げているなら、世界最高峰の戦いを見せてもらいたい。そう思うのは自然なことだろう。 今シーズンのメジャー・リーグ頂点を懸けた戦いはドジャースとヤンキースの顔合わせとなった。ドジャースには大谷翔平、山本由伸が所属していることもあり、日本でも試合が地上波で放映され、多くの野球ファンの注目を集めた。 第1戦からドジャースが3連勝。王手をかけられたヤンキースだが第4戦で勝利し、第5戦も初回にジャッジ、チザムの2者連続アーチが飛び出す。4回終了時点でヤンキースが5対0とリード。だが5回・・・
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週刊ベースボール