3日(月)午後は非常に不安定 関東甲信は夕方から所々で激しい雷雨 落雷・突風・降ひょうに注意
関東甲信や東北は今夜遅くにかけて、所々で積乱雲が発達するおそれがある。とくに関東甲信は、きょう(月)夕方~夜遅くにかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所がある見込み。天気の急な変化、落雷による停電、竜巻などの激しい突風、道路の冠水、降ひょうに注意が必要だ。
今夜は雷雨に注意
上空寒気などの影響で、東・北日本は大気の状態が非常に不安定となっている。きのう(日)と同様に、晴れ間があっても油断できない天気で、今夜遅くにかけて局地的に激しい雷雨となる見込み。とくに関東甲信は夕方以降、所々で積乱雲が発達して天気が急変するおそれがある。東京都心は遅い時間に雨が強まる可能性があるため、交通機関への影響にも注意しておきたい。
きょう(月)の最高気温は、全国的にこの時季としては低めだが、関東から西は25℃を超える所がある見込み。東京都心も午後はいったん気温が上がり、上着が要らないくらいとなりそうだ。ただ、今夜は雨が降ると風が冷たくなるので、引き続き服装に注意が必要となる。
あす(火)も不安定
あす(火)午前中は本州の日本海側で雲が多めで、午後は東日本の内陸を中心に、再びにわか雨や雷雨の所がある見込み。関東の平野部はきょう(月)より雷雨の可能性は低いとはいえ、やはり空模様の変化に注意が必要だ。なお、西日本や沖縄など晴れる時間が長い地域も、気温は極端に高くはなく、今の時季としては過ごしやすい見込み。
5日(水)以降も本州付近は高気圧に覆われて、比較的晴れる所が多い見通し。昼間も暑すぎるほどではなく、朝晩は過ごしやすくなりそうだ。ただ、週の後半は湿った空気の影響で、東日本は7日(金)~8日(土)は雲の多い所がある見込み。9日(日)は前線の影響で、九州南部は雨雲がかかりそうだ。 (気象予報士・高橋和也)