2023年7月、JR上熊本駅の屋根の一部が落下した事故で、熊本市が施工業者に対し裁判をおこす方針を示していることについて業者側が反論しました。 【写真を見る】JR上熊本駅の屋根落下で業者側代理人怒り「どこも安心して市の工事受けられない」熊本市の提訴方針受けて 業者側の代理人 上田祐輔弁護士 「もうどの業者も熊本市の工事を安心して受けられませんよ」 会見で、熊本市に対し憤りを見せる施工業者側の代理人。 この事故が発生したのは去年7月。JR鹿児島線の上熊本駅で歩行者通路に設置された屋根の一部が落下しました。この事故を受け、熊本市は、業者側の工事に不備があったと判断し、施行した2社に対して損害賠償を求める裁判を起こす方針を示していました。 こうした状況に対し業者側が反論。市が屋根が落下した原因について明確な説明がないことや、事故が発生する前に業者側から「改善」を進言していたにも関わらず対応しなかったことなど、市側の不備について不信感を露わにしました。