『これあげる!』ゾウが長い鼻で飼育員さんに渡したものは?「初めて見た!」「お利口さん」
「『これあげる!』と、ナマリーが鼻でつかみ渡してくれたもの。それはナマリーの抜けたての歯でした。口を開けてもらうと、右上の部分が少し赤黒くなっています。報告してくれたんだね。ゾウの歯は、生涯で5回生え変わるといわれています」 【写真】手渡してくれたのは「抜けた歯」でした! その大きさをボールペンの長さと比べると… 自分の抜けた歯を飼育員さんに渡して報告したゾウが、X(旧Twitter)で大きな注目を集めています。 投稿したのは、周南市徳山動物園(公式)さん(@TOKUYAMA_ZOO)。山口県周南市にある『周南市徳山動物園』は、1960年3月に開園した歴史ある動物園です。園内では、約100種の動物が飼育、展示。動物たちを間近で見ることができ、動物の前には解説パネルが設置されているため、より動物への理解を深めることもできます。 今回話題になったのは、スリランカゾウの女の子「ナマリー」ちゃん(取材時、18歳)です。公開された2枚の写真には、ナマリーちゃんの抜けた歯とボールペンを並べその大きさを比較するショットと、口を大きく開けたナマリーちゃんの姿が写っています。 体の大きさと比例するように抜けた歯は、ボールペンの長さと比べると半分を占めるほどビッグ! そして、ナマリーちゃんの口の中をよく見ると、確かに穴が空いているように見える部分があります。 ナマリーちゃんが自ら抜けた歯を渡してくれたこと、そしてゾウの歯を初めて目にしたことに驚く声などさまざまなコメントが寄せられています。
「報告してくれるって賢い! やっぱり象の歯は大きいですね」
「初めて見たかも~!!!」 「お利口さんですねぇ」 「ゾウの歯って5回生え変わるのか。またひとつ勉強になった」 「報告してくれるって賢い! やっぱり象の歯は大きいですね」 「ゾウの歯、化石でしか見たこと無かったです!」 「ちゃんと報告して飼育員さんに抜けた歯を渡すなんて、お利口さん」 「なんと素敵な……! 飼育員さんと信頼関係が強くあるのでしょうね」 多くの人たちをくぎ付けにしたナマリーちゃん。当時の状況について、X公式アカウントの運営に携わる獣医師の橋本千尋さんにお話を伺いました。