Classi、ベネッセテスト結果を活用した「個別最適な課題配信機能」を搭載
Classi株式会社は、教育プラットフォーム「Classi」に「ベネッセテスト成績連動課題配信機能」を新たに搭載したことを2024年12月24日に発表した。 【画像】課題配信と課題学習のイメージ 同機能は、ベネッセグループが提供する各種アセスメント(ベネッセ総合学力テスト・進研模試・学力推移調査・スタディサポート・基礎力診断テスト)の結果をもとに、生徒個々に最適化された課題を自動配信するもので、高校国語・数学・英語の3教科に対応している。 近年、学力や学習スタイルが多様化する中で、文部科学省は「個別最適な学び」の実現を重視している。しかし、教員がすべての生徒に個別に対応するには大きな負担がかかる。この問題を解決するため、Classiはデータ連携による自動化機能を提供。生徒一人ひとりの学びを支援するとともに、教員の業務負担軽減を目指す。 同機能を利用すると、直近3回のテスト結果や設定する学習目標をもとに課題が設定されるため、教員が個別に課題を選定する必要がなくなる。課題は生徒のライフスタイルに合わせ、10分程度で取り組める分量から配信される。また、教員用の管理画面では、生徒の課題取り組み状況や完了日時を確認でき、生徒の詳細な情報の確認も可能だ。 Classi株式会社は、SchoolTech(学校とテクノロジーの融合)を推進し、生徒一人ひとりが主体的に学ぶ意欲と、学び続ける力を教員とともに育めるようにサポートすると表明している。
こどもとIT,編集部