トヨタ 来月4日から国内全工場の稼働を再開へ
日テレNEWS NNN
車の安全性を確認する認証試験で不正を行っていたダイハツ工業が、3月中旬にも、現在、生産を停止している「ロッキー」と「ライズ」などの生産を再開することが関係者への取材で新たにわかりました。 ダイハツは現在、ガソリン車の「ロッキー」と、親会社のトヨタ自動車向けの「ライズ」などを生産する滋賀工場の稼働を停止しています。 国土交通省は今月、これらの車種について出荷停止を解除しましたが、ダイハツは、「準備ができ次第、順次生産・出荷を再開する」と述べるにとどめていました。 こうした中、関係者によりますと、ダイハツは3月中旬にも「ロッキー」や「ライズ」などの生産を再開させることが新たにわかりました。 これで大阪府池田市の本社工場以外の全ての工場で生産を再開させることになります。 ダイハツは28日、正式発表する方針です。 一方、トヨタも来月4日から国内全工場の稼働を再開すると発表しました。グループ会社の豊田自動織機の不正発覚で一部工場での生産を停止していましたが、27日、国交省からディーゼルエンジンの出荷停止解除を受け、決定したとしています。