佐藤龍之介

　今季J1初参戦の岡山は7日、FC東京のU―20日本代表MF佐藤龍之介（18）が期限付き移籍で加入すると正式発表した。 　佐藤は岡山を通じ「自分を必要としてくれたクラブに感謝しています。　岡山のために自分の力を最大限に発揮し、チームの勝利のために戦いますので、応援よろしくお願いします！　スタジアムで会えることを楽しみにしています！」とコメントした。 　また、FC東京を通じては「自分の成長、キャリアを考え、環境を変えて新たなチャレンジをしたいと思い決断しました」と説明。「ピッチ上で自分の価値を示し、必ず成長してきますので、引き続き応援よろしくお願いします。行ってきます！」と決意を示した。 　FC東京下部組織出身の佐藤は23年、同クラブでは久保建英（現レアル・ソシエダード）以来となる16歳でプロ入り。同3月のルヴァン杯でクラブ最年少記録となる16歳4カ月で先発出場を果たした。28年ロス五輪世代の司令塔として期待されている。 　◇佐藤　龍之介（さとう・りゅうのすけ）2006年（平18）10月16日生まれ、東京都西東京市出身の18歳。小学生からFC東京の下部組織でプレーし、U―15むさしではクラブユース選手権の全国大会初優勝に貢献。U―18時代の23年8月に16歳でプロ契約し、24年4月の町田戦でJ1デビュー。日本代表はU―16世代から各年代で選出され、23年U―17W杯出場。1メートル71、64キロ。利き足は右。