【ラグビー】異例!エディー日本、桜のジャージーで最終調整「着る意味を」22日イングランド戦
ラグビー日本代表(世界ランク12位)が21日、異例のスタイルで最終調整を終えた。イングランド(同5位)とのテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ」(22日午後2時50分開始)に向けて、会場の東京・国立競技場で最終調整。選手は練習着ではなく、試合用ジャージーで現れた。 【写真】試合用ジャージー姿で前日練習に臨むリーチ 雨の中、赤と白のおなじみの横縞のジャージーで汗を流し、SH斎藤直人(26)は「単にずっとボールを持ち続けるのが超速じゃない。少しのスペース、チャンスを見逃さずに、どのエリアからでも、いろいろなオプションを持ちながら攻めるのが大事」と意気込んだ。過去11戦全敗の難敵に、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチがこだわる“超速ラグビー”で挑む。 試合前日に試合用ジャージーを着用した理由は、コーチングコーディネーターのニール・ハットリー氏が説明した。登録メンバー23人中8人が0キャップとなっており「選手が明日、ジャージーを着るのが初めてということがないように、感触をつかんでもらいたかった。本日は明日のための準備日。明日、いい形でプレーできる最高のチャンスを与える。試合用ジャージーを着用することで、更衣室で笑顔になっていた。誇りに思っていることが分かった。家族、友人を思い、ジャージーを着る意味を実感してもらえる。これは(長年タッグを組む)エディーと、以前にもやりました」と明かした。【松本航】