川越八幡宮 大鳥居くぐり初め神事/埼玉県
6年後の2030年に創建千年を迎える川越八幡宮で、12日、再建された大鳥居のくぐり初め神事が行われました。 川越八幡宮の大鳥居前で行われたくぐり初め神事にはおよそ150人が訪れ、神職からのおはらいを受けた人たちが新しくなった鳥居をくぐっていました。 川越八幡宮によりますと、これまであった石の鳥居は東日本大震災の影響で石にずれが生じていて、2030年に迎える創建千年の記念事業では大鳥居の再建が最優先事項として挙げられていたということです。 完成した鳥居は高さ6メートル、笠木の幅は7.5メートルで、大鳥居の社号額には、以前一族が川越城主を務めていた姫路城主の酒井雅楽頭忠道が、川越八幡宮に納めた向鳩文字の神号軸の写しが使われています。 岸野克巳権祢宜は「川越八幡宮がさらに千年、多くの方の心のよりどころとなり、神様のお恵みを皆さま方がいただけるように努力をしていきたい」と話していました。
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