バルサで連発していた負傷トラブルはどこへ PSGでデンベレが過ごす充実の時「全面的な変化が起きている」
現在はリーグ・アンのアシストランク1位タイ
得点数は1ゴールのみと少々寂しいのだが、今季フランスのリーグ・アンで7アシストを決めてアシストランク1位タイに立っているのがパリ・サンジェルマンFWウスマン・デンベレだ。 デンベレは昨夏にバルセロナを離れてPSGへ加入しているのだが、バルセロナでのデンベレはとにかく怪我に悩まされてきた。相次ぐ負傷からガラスの才能との印象がついてしまい、2019-20シーズンのように492分間しかプレイできない悔しいシーズンもあった。 当時は食生活などにも厳しい視線が向けられていたが、移籍したPSGではそうした負傷トラブルが起きていない。スペイン『as』もこの部分に注目していて、今季のデンベレは右ウイングとして充実したシーズンを過ごせている。 「パリではデンベレに全面的な変化が起きている。デンベレは今季これまで怪我がなく、リーグでは12月のメス戦と2月のストラスブール戦を欠場しただけだ。パリの地では6年間彼を苦しめた怪我が完全に消えたようで、チームは彼のパフォーマンスに満足している。キリアン・ムバッペが退団するならば、より重要な選手になると考えられている」 まだ1シーズンで判断するのは早すぎるかもしれないが、リーグ・アンでアシストを連発するなど良い流れできているのは確かだ。今夏にはEURO2024も控えていて、ムバッペと同様にフランス代表の前線における重要戦力になることが期待される。
構成/ザ・ワールド編集部