【青森県・2025年版】冬の絶景・風物詩10選。思わずうっとりする奥入瀬渓流“氷の造形美”
◆浅所海岸
小湊駅から4kmのところにある浅所海岸は、「小湊のハクチョウおよびその渡来地」として国の特別天然記念物に指定され、古くから白鳥飛来地として知られている。見ごろは10月中旬から3月下旬で、300~400羽ほどの白鳥とのふれあいが楽しめる。タイミングがよければ、夕日に照らされた海岸とたくさんの白鳥の麗しい光景が眺められるかもしれない。 なお、白鳥が驚いてしまうため、撮影時にはフラッシュや大きな音を出さないように注意。また、降雪時には長靴を着用するなど、防寒対策の徹底を。 見ごろの時期:10月中旬~3月下旬 浅所海岸(あさどころかいがん) 所在地 青森県平内町
◆岩木山神社
津軽富士とも呼ばれる美しい岩木山のふもとにある「岩木山神社」は、山頂に社殿を建立したことが起源で、神社創建からおよそ1,200余年の歴史を持つ神社。古くから「お岩木さま」「お山」の呼称で親しまれ、津軽地方の人々の生活と心のよりどころとされている。 岩木山そのものがご神体で、現存する社殿群は、歴代の弘前藩主が寄進したもの。社殿に施された安土・桃山時代の彫刻は必見だ。 岩木山を鳥居から望み、本殿まで続く参道は、木々に囲まれ厳かな雰囲気と静寂に包まれている。藩政時代に再建された社殿群は、重厚で「奥の日光」という異名を取るほど秀麗で国の文化財に指定されている。参拝すると、直感が研ぎ澄まされるという岩木山神社からパワーを受け取ってみては。 岩木山神社(いわきやまじんじゃ) 所在地 青森県弘前市
◆津軽鉄道・ストーブ列車
津軽五所川原駅から津軽中里駅の間の約45分、約20kmの区間を運行している「ストーブ列車」は、青森県を代表する冬の風物詩。昭和5年から運転され、現在運行されているストーブ列車は4代目になる。現在は各客車内にダルマストーブが設置されており、吹きすさぶ地吹雪を車窓から眺めるノスタルジックな雰囲気は格別。 車内販売で購入できるスルメをストーブで炙りながら、青森の地酒をいただく風情もたまらない。その香ばしい香りが車内いっぱいに漂い、旅情が掻き立てられる。 津軽鉄道・ストーブ列車:2024年12月1日(日)~2025年3月31日(月) 津軽鉄道・ストーブ列車(つがるてつどう ストーブれっしゃ) 所在地 青森県五所川原市~青森県中泊町