【青森県・2025年版】冬の絶景・風物詩10選。思わずうっとりする奥入瀬渓流“氷の造形美”
◆乳穂ヶ滝
乳穂ヶ滝は、厳寒期に氷結する高さ33メートルの白絹のような滝。 滝の裏にある自然の洞窟には不動尊が祀られており、昔から氷結した滝の太さや形状等によってその年の津軽の作物の豊凶が占われてきた。 2月第3日曜日に開催される乳穂ヶ滝氷祭では、積み上げた杉葉をいぶした煙や稲束の燃え具合による豊凶占いなど、護摩祈祷、火渡荒行も行われている。 毎年ライトアップを実施しており、結氷する滝の幻想的な雰囲気を味わうことができる。 開催期間:例年2月上旬~2月下旬(※結氷の状況による) 乳穂ヶ滝(におがたき) 所在地 青森県中津軽郡西目屋村大字田代字名坪平
◆八戸えんぶり
毎年、2月17~20日に開催される八戸えんぶりは春を呼び、その年の豊作を祈願する八戸地方を代表する神事で、国指定の重要無形民俗文化財。 馬の頭をかたどった烏帽子をかぶった踊り手が、伝統の舞を披露。明治・大正時代の邸宅「更上閣」で行われるお庭えんぶりは必見。 長者山新羅神社で舞を奉納する『奉納摺り』や、中心街で30数組のえんぶり組が一斉に舞う『一斉摺り』など、場所や日時により見どころがたくさんあるので、あれこれ巡ってみるのもいい。 開催期間:2025年2月17日(月)~20日(木) 八戸えんぶり(はちのへえんぶり) 所在地 青森県八戸市中心街、八戸市庁前広場、長者山新羅神社、更上閣等
CREA編集部