両陛下が能登豪雨の被災地へ 喜三翼音さんらが犠牲になった現場で深く黙礼 「どうぞお体を大切に」被災者の避難生活を気遣われる場面も
天皇皇后両陛下は17日に石川県を訪れ、9月の豪雨で被災した能登半島の人たちを見舞われました。 【画像】能登の被災地を見舞われた両陛下の様子はこちら 17日、両陛下は輪島市の被災地を訪れ、9月の記録的な豪雨により川が氾濫して住宅が押し流され、中学3年の喜三翼音さんなど4人が亡くなった現場に足を運ばれました。 当時の水かさなどについて説明を受けた両陛下は、「痛ましいことですね」などと話し、犠牲者に深く黙礼されました。 また、避難所では被災者を見舞われました。 両陛下は地震で自宅が全壊し、入居した仮設住宅が豪雨で浸水し、「心にぽっかりと穴が空いた」と話す女性に、「おつらかったですね」と寄り添い、「どうぞお体を大切に」と厳しい寒さの中での2度目の避難生活を気遣われました。 被災した吉岡久美子さんは「温かみのあるお声とまなざしで言葉をかけていただいて、本当に元気をいただきました」と話しました。 両陛下は2024年、3回目の奥能登へのお見舞いを終え、帰京されました。
フジテレビ,社会部