【写真：Getty Images】

　ニューヨーク・メッツとリーグ優勝決定シリーズを戦っているロサンゼルス・ドジャース。大谷翔平選手は今シーズンのMVP最有力と見られているが、その対抗馬が相手チームの主力・フランシスコ・リンドーア内野手だ。大谷は、記者の質問に応える形でリンドーアに言及した。米メディア『SPORTS ILLUSTRATED』のライアン・フィリップス記者が伝えている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　シーズンを通してチームを引っ張ってきた大谷もリンドーア。プレーオフでもそれぞれが中心選手としての役割を全うしている。記者からリンドーアの印象について問われた大谷は「本当にナイスガイで、いつも笑顔のイメージです。選手としてはチームを引っ張っているように見えます」と答えた。 　 　続けて「レギュラーシーズンはもう終わったことで、今はポストシーズンに集中しています」とも語った大谷。メディアなどを中心にリンドーアとのMVP争いがフューチャーされる中、あくまで本人はプレーオフを勝ち抜くことに必死だ。ただ、大谷の口ぶりからは、リンドーアをとても尊敬していることが分かる。 　MVP争いについてフィリップス記者は「MVPは、おそらく満場一致で大谷が受賞する予定だ」と綴っており、大谷のMVP獲得を確信している。 　 　しかし、負担の激しいショートで試合に出続け、チームをプレーオフまで導いたリンドーアの活躍も見逃せないだろう。MVP候補2人の活躍が、今後のシリーズの行方を左右するかもしれない。