2度目の連覇&6度目頂点へ福岡第一が初戦突破、福島東稜に快勝【ウインターカップ】
◆バスケットボール・全国高校選手権ウインターカップ 福岡第一95―69福島東稜(25日、東京体育館) ■やっぱり強かった!福岡第一&福岡大大濠の混成チーム【写真】 男子2回戦が行われ、連覇を目指す福岡第一は福島東稜を95―69(31―16、21―18、22―13、21―22)で破り3回戦に駒を進めた。 第1クオーター(Q)序盤は持ち前の堅い守備から相手のミスを誘うなどして宇田ザイオンらが得点を重ね、31―16と大きくリードを奪った。第2Qはゴール下の攻守でシームサが強さを発揮するなど加点。前半だけで16点を挙げ、大量リードへと導いた。 第3Qは途中でメンバーを大幅に入れ替えながらも追い上げは許さず、最終Qも着実に加点した。 チームは今夏の全国総体でも4強入り。豊富な戦力で今大会も優勝候補に挙がるが、昨年大会の頂上決戦で破ったライバルの福岡大大濠には、福岡県予選の決勝など公式戦で連敗中だ。昨年の優勝メンバーの一人でU18(18歳以下)日本代表経験もある主将の八田滉仁は大会前に「自分たちのバスケを最大限やるしかない」と苦しい心境も吐露していたが、揺るぎない地力の高さを示し通算6度目の戴冠に向けて発進した。
西日本新聞社