ゲーミングノートやめました。インテル® Core™ Ultraプロセッサー搭載の「AI PC」乗り換えた理由
AI機能での性能の違い
AI PCの特徴ともいえるAI機能を活用するためのスペックも、性能面で非常に優れていると感じました。 特に、既存のノートPCとの大きな違いとして、NPU(AI処理専用ユニット)が搭載されている点が挙げられます。このハードウェアにより、AI処理能力が飛躍的に向上しているのは大きな魅力です。 今回は画像生成などを行ないたいと思い、オンデバイスのAI機能として真っ先にあげられるCopilotやブラウザで使用できるMicrosoft Designerを試してみました。 Copilotはユーザーとのやりとりによってサポートをするチャット型のAIアシスタントですが、Image Creatorという機能も搭載されており、自然言語から画像の生成もしてくれます。 今回はOmniBookと普段使っているノートPCの環境をなるべく揃えた状態で、まったく同じプロンプトでの画像生成を数十回やってみました。結果としてOmniBookでは平均して9秒ほど、自分のノートPCでは平均12秒ほどで、3~4秒程度の差がありました。 この速度の違いはチャットでのやりとりでも同じような結果です。 ブラウザで機能するMicrosoft Designerでは、画像の生成に加えて、デザインやテンプレートの作成や既存の画像の編集なども行なえます。 AI PCでの作業は、生成除去や背景削除といった編集機能においても動作が速かったです。
AIはまだこれから
MicrosoftのCopilot機能はまだ発展途上ですし、発表されている機能でも現時点では使えないものもあります。MicrosoftのAIはまだ完成していないといえるでしょう。 現状AIがあるから何でもできるわけではないですが、AI PCによってできることは増えます。それは性能が良いことに由来する生産性の向上もあるでしょう。これからのAIの発展も含め、AI PCという選択肢はアリだと思いました。 Source: Microsoft, HP
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