実は大学写真部出身!高円宮妃久子さまが報道写真展に「本当に絵になりますね」五輪や皇室の写真をご鑑賞
高円宮妃久子さまは12月21日、都内の百貨店で開かれた「第65回2024年度報道写真展」を鑑賞されました。 【画像】大学時代は写真部だった久子さま 写真展にはご自身の写真も この写真展は、この1年を振り返り、写真記者が撮影した写真を展示するもので、高円宮妃久子さまは、大学時代写真部で、現在も鳥の写真を撮り続けているということもあり、ほぼ毎年ご覧に訪れられています。
「本当に絵になりますね」
久子さまは、「一枚の写真を見せることにより、文章ではなかなか説明できないことを、一瞬にして伝えられます」「カメラマンが、どのような写真を、どのように撮っているのか、とても興味深く思うとともに、一年を振り返る貴重な機会です」とこの写真展への思いを示されています。 今年も、楽しみにされていたということで、政治・経済・社会・スポーツ・芸能など幅広い分野から選ばれた約300点の写真を一点一点丁寧にご覧になりました。 オリンピックのコーナーでは、フェンシングの写真を見ながら「よかったのは、各種目でメダルが取れたことですね」などと、日本フェンシング協会の名誉総裁としての感想を述べられていました。 そして、「開会式も競技も、美しい石造建築が背景にあると、本当に絵になりますね」などと素晴らしかったパリオリンピック・パラリンピックに思いを馳せられたご様子でした。
「そういえば、今年卒業されたのですね」
写真展では、「皇室コーナー」も設けられていて、久子さまは皇室のこの一年を振り返られていました。 中でも、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが卒業するときに撮影された写真の前では、「そういえば、今年卒業されたのですね」と述べ、愛子さまあまりにも自然に赤十字のお仕事と公務をこなして、卒業と就職されたのが今年であったことに改めて驚かれていたということです。 さらに、初めて愛子さまがお一人でこなされる地方公務が、能登半島地震による被災者へのお見舞いなどが予定されたことについて、両陛下の被災地に対する強いお気持ちと、愛子さまに対する深いご信頼を感じるといった主旨のお話を写真展の関係者にされたということです。 愛子さまの能登半島へのご訪問の計画は、直前に集中豪雨による被害が広がり、この時は実現しませんでした。 英国ご訪問の際の両陛下の写真の前では、カミラ王妃と皇后さま、お二方とも日本を意識したティアラを付けておられ、みなさまとても穏やかな雰囲気のいい写真ですね、と述べられていたということです。 そして、お三方が栃木県の御料牧場でご静養された時の写真には、「天皇陛下の自然な笑顔にお三方の関係性がよく表れていますね」と終始笑顔で話をされていました。 皇室コーナー最後には、パリに出発前に開かれた日本バレーボール協会の激励会で、名誉総裁として、おことばを述べられている久子さまご自身の写真が展示されていました。 久子さまは、準決勝進出がかかるイタリア戦を思い出しながら「男子は本当にあと一歩だったんですよね」と当時の悔しかった思いを語られていました。
橋本寿史