高梨沙羅「来年につながる」 フライングヒルは一番の思い出
ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)が27日、今季のワールドカップ(W杯)を終えて羽田空港に帰国し「後半になるにつれて徐々に自分の思っていることが体現できるようになった。来年につながるような締めくくりができたんじゃないかな」と総括した。 「ずっと夢に見ていた」というフライングヒルでの試合が17日に女子W杯で初開催された。「楽しく飛べた。人生の中で一番の思い出になるような経験」と笑顔だった。 今季、W杯の表彰台は2位が1度だけで、2季続けて勝利なしだった。「たくさん課題が出たし学びも多かった。課題を克服して、いい状態でシーズンに入っていけたら」と来季を見据えた。