【中古コルベット試乗記】間違いなくカッコいいオープンスポーツカーの1台「シボレー コルベットC6」をテスト その気持ち良さは?
シボレー コルベットC6(Chevrolet Corvette C6):6.2リッターV8エンジンを搭載した米国車。整備の行き届いたコルベットC6を探して、我々はチェコ国境のすぐ手前までやって来た。しかし、その旅は間違いなく価値があるものだった。
「コルベット」、それは実際に体験してみなければ、欲しいと思わなければわからない。アメリカンライフスタイルに少しでも共感できないのであれば、米国製V8の魅力を理解することはできないだろう。すべてが論理的ではない。プッシュロッドエンジンはC6後期のLS3のような走りはしないはずだ。音は似ているが、走りは似ていない・・・。この中古車購入アドバイスにまつわるストーリー?答えは簡単だ。私はアメリカ車が大好きで、「C6」にはもう長いこと乗っていない。
それで、自分の住んでいる地域で未改造の「C6」を探してみた。マニュアルトランスミッションのクーペを探そうとすると、そう簡単にはいかない。なぜかって?オートマチック・トランスミッションはつまらないと思うし、コンバーチブルなんていらない。主観的な意見であることは認めるが、感情的な話題に関しては、それでも構わない。だから、中古車販売店でコンバーチブルが数千ユーロ安く提供される傾向があるのも不思議ではない。他にそういう車があるだろうか?
目についた「C6」は、私の住むミッテルフランケン地方の村、シャメラウからわずか2時間弱の場所にあった。とにかく試してみよう。幸いにも、ディーラーのヒエルシャー氏は、こうした気まぐれにも理解があり、直接試乗に招待してくれた。しかし、南東部オーバープファルツで我々を待っていたものは、我々の言葉を失わせた。地下には、米国車専門ディーラーが、「675マクラーレン」、各種の「AMG GT」、「ケイマンGT4」、そして目玉として「マクラーレン セナ」を展示しており、さらに、1ダースの「カマロ」、「チャレンジャー」、「C8コルベット」も展示されている。そう、アイルトン セナの「セナ」だ。フルカーボンボディで、150万ユーロ(約2億5千万円)だ。
2010年式コルベットC6
話がそれたが、本題に戻る。「コルベットC6」だ。控えめな白で、標準仕様であることは明らかだ。ホールの奥に停車している。少なくともセールスマンのトーマス レーファーが6.2リッターエンジンを始動させるまでは・・・。「すごい音だ」と私は思った。そして、確かに、排気システムは後付けされている。しかし、登録されているし、その価格に見合う価値があることは間違いない。なんと素晴らしいサウンドだろう!もし4万3,000ユーロ(約710万円)が手元にあれば、私も購入を考え始めるだろう。
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