「常勝男の必釣リグ…」琵琶湖を席巻する サイコロ・リアクション ダウンショットの極意
サイトの逃がしを水中でやるイメージで
基本的なアクションは2ジャーク1ポーズ。ステイは4秒くらいが目安。ジャークは20cmくらいルアーを跳ねさせるイメージでアクションさせる。 「サイトフィッシングでやる、サイコロラバーのノーシンカーの逃がしを水中でやる感じですね」 ジャーク後はラインを張らず緩めずでポーズ。張りすぎてもダメだし、たるませ過ぎてもアタリが取れなくなるので、ほどよいたるませ具合が大事だ。 ステイ中はいつでもフッキングができるように、リールのハンドルには常に手をかけておくようにする。
バイトがあったら即フルフッキング
バイトは丸呑みで口の中に吸い込まれることが多く、吐き出される前にフルフッキングを入れる。ショートバイトが多い釣りなので、即アワセが重要。 「フロロ7lbを使っているので、アワセ切れを心配せず思い切りフッキングできます」 カンヌキを捉えた理想的なフッキング。正しいタックルセッティングで正しいフッキングが決まれば、バラすことはあまりないという。
カラーは薄めが基本、いろいろ試すことが大事
バスを飽きさせないようにするためにはカラーローテが重要。変えていかないとバイトが出なかったり、バイトが続かなかったりする。「薄めのカラーをベースにローテしていってください。自分が考案したKDパープルウィニーも開発中ですよ」。
琵琶湖だけでなくどこでも釣れるのがサイコロRDS
この日は50アップ3本を含む計4本をサイコロラバーのリアクションダウンショットでキャッチ。ロングリーダーで特殊な釣りかと思うかもしれないが、使うシチュエーションは問わない。琵琶湖以外でも、全国のフィールドで釣れるので、ぜひ試して欲しいという。 「自分は野尻湖と琵琶湖でこの釣りをやってますが、関東リザーバーとかでも釣れますし、河川やため池などのオカッパリでよく釣れるという情報も耳にします。シンカーの重さやリーダーの長さを調節してもらえればどこでも使えますしね。自分がやる場所にうまくアジャストさせながら使ってみてください。釣り自体は難しくないです。普通のダウンショットを使う感覚で、2ジャーク1ポーズするだけ。フィールドもシチュエーションも関係なく釣れますよ!」 ◆低活性時は弱めのジャークで見せる 魚の追い方やバイトの出方などを見ながら、ジャークの強弱を調節していく。 「魚はいますが、見にきてやめたり、ショートバイトだったり、今日は活性が低いです。ジャークはやや弱めにやるとしっかり食ってきますね」 ◆魚の反応はとてもフレッシュ、今やらなきゃ損! 50アップ2kgオーバーを立て続けにヒット。バスが複数いれば奪い合うように追ってくることも多い。流行中のサイコロラバーだが、まだまだこの釣りの反応はフレッシュだ。