センバツ高校野球 「夏は実力で甲子園」 石橋、市長に結果報告 下野 /栃木
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に21世紀枠で出場した石橋の選手らが11日、下野市役所を表敬訪問し、春夏通じて初めての甲子園での結果を報告した。 石橋は初戦の2回戦で能代松陽(秋田)に0―3で敗れたが、七回まで1失点に抑え、粘り強く戦った。 市役所を訪れたのは、瀬端徹校長と大山優部長、福田博之監督、横松誠也主将(3年)、大金莉久副主将(同)、藤巻翔汰投手(同)の6人。石橋野球部を支援するため市が実施した「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」で151万8000円が集まり、この日は坂村哲也市長から瀬端校長に目録が手渡された。 福田監督は「スタンドの大応援を受けて、子どもたちは本校の特色である粘り、諦めない姿勢、集中力を出してくれた。大きな財産として、この夏また甲子園に戻れるよう努力していきたい」と報告。横松主将は「夢のような時間を過ごせて、良い経験になった。これを良い方向に伸ばし、必ず夏は自分たちの実力で甲子園の土を踏もうとみんなで決めている。また応援よろしくお願いします」と更なる飛躍を誓った。 坂村市長は「私たちも夢のような時間を過ごさせてもらった。市民全員が心が一つになり、夢や感動を与えてもらった。これからも活躍を期待している」とねぎらった。【鴨田玲奈】