彼女とのデートで「割り勘」ってダメですか? やはり全額払わないといけないでしょうか? 収入的にキツいです…
彼女や気になる女性とのデート代、無理してでも多めに払いたいと思う男性も多いかもしれません。その一方で、できるだけ支出を抑えたいというのも正直なところでしょう。もしも彼女が「私も半分払うよ」と言ってくれたとして、本音ではどう思っているのでしょうか?
「平等派」が半数以上!
株式会社ネクストレベルが運営するマッチングアプリ大学が2021年、独身男女(20代~40代)227名を対象に交際後のデート代の支払い方法について調査した結果によると、女性側の本音としては「割り勘にしたい」「交代でおごりたい」という「平等派」が合計で54.0%、「少し多めに出してほしい」が21.4%、「相手に全額出してほしい」が11.9%という結果でした。世の中は「平等派」の女性が多いようですね。 平等派の理由としては、「フェアなほうが良い」という理由が最も多く、男女間で差をつけたくないと思っている女性が多いことがわかります。
「男性に多めに出してほしい派」の本音は?
では次に、「男性に多めに出してほしい派」の意見を見てみましょう。 ■「多めに出してほしい派」の理由1位は「収入に違いがあるから」 株式会社モデル百貨が運営するMoney Geekが、2023年にパートナーのいる独身男女1000人を対象にデート代について調査した結果によると、「女性が男性に多めに払ってほしい派」の理由として一番多かったのが「収入に違いがあるから」47%、次に「パートナーがそうしたいと言うから」が18%、その次に「それが普通だと思うから」が16%という結果に。 「多めに出してほしい派」の女性の半数近くが収入の違いを理由にあげています。「収入の差」が男性に多く払ってほしいと思う女性の「本音の理由」なのかもしれません。 ■女性側としては割り勘が大変? では、実際に男女の収入にはどのくらいの違いがあるのでしょうか? 国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査によると、男女の平均給与(正社員以外含む)は、男性が563万円、女性は314万円という結果に。 男女共同参画局の調査では、女性労働者のうち非正規雇用は53.6%(令和3年)だといい、それが男女の間で200万円以上の給与差となっていると考えられます。カップル間での収入差が大きい場合は、「多めに払ってほしい」と思う女性も多いのかもしれません。