【マイルCS キーマンズトーク】ソウルラッシュ・池江泰寿調教師「京都外回りのマイルは相性がいい」
「第41回マイルCS」は国内のトップマイラーに欧州のGⅠ3勝馬チャリンが加わって激戦の様相。円熟の6歳秋を迎えた昨年の2着馬ソウルラッシュも、今回にかける思いの強い1頭だ。送り出す池江泰寿調教師(55)はタイトル奪取に並々ならぬ意欲を見せる。 ――秋初戦の富士Sは2着 「いい内容だったが、あそこまで走れるなら勝ちたかったね」 ――この中間は 「リフレッシュ放牧に出て、先月30日に帰厩。1週前は団野騎手が乗ってCWコースで長め(6ハロン81秒4、ラスト1ハロン10秒8)。前走時より動きは良くなっている」 ――最終追い切りは 「坂路単走でオーバーワークに気をつけ、疲れを残さないようにした。前半から折り合いがついていたし、息の入りも良く、ラスト1ハロンでは弾けるような感じで瞬発力を見せてくれた」 ――このレースは阪神で行われた一昨年が4着で、昨年はクビ差2着 「今年こそいい結果を残したい。京都外回りのマイルは3角の下りから勢いをつけられるので相性がいいね」 ――昨年から変わったところは 「一昨年から昨年にかけて成長を感じた。年齢的にこの一年で大きく変わった感じはしないが、昨年のこのレースではいい状態だったし、いい意味での平行線」 ――悲願のGⅠ制覇へ 「雨で時計がかかれば、他の切れ味のある馬の分が悪くなるので、この馬にとってはプラスに働くだろうね。引退まであと数戦。何とかGⅠタイトルを獲って種牡馬入りさせてあげたい」(夕刊フジ)