家事しながら「脳疲労」もとれる“超意外な家電” 「集中力がなくて、何も手につかない」の改善法
「また、先延ばしグセが出そうだ」と思ったら、その場で瞑想しましょう。 集中力、判断力が向上し、行動の邪魔をしていたネガティブな想念も消えて、「今、この瞬間」やるべきことに意識を向けられます。 では、どうすればマインドフルな状態になれるのでしょうか。 脳疲労をとり、集中できるようになる簡単ワークを紹介します。 ■スマホを置いて「10分散歩」 スマホは、マインドフルネスの「天敵」といってもいいかもしれません。
暇さえあればスマホをいじり、食事も会話もスマホを見ながら。 さらにはSNSをチェックしたり、ゲームをしたりと、脳が休まる暇がありません。 かといって、これだけ便利なスマホを手放せるかというと、今は和尚さんだって難しいと思います。 スマホを置いて出かけようものなら、「大事な連絡が入っているかもしれない」と心は乱れることでしょう。 それでも、できればスマホとは少し距離を置きたいところです。 SNSやニュースの通知はオフにする、「メッセージは2時間に1回まとめて全部見る」などと自分ルールを定めましょう。
私がおすすめしたいのは、10分でいいので、スマホを持たずに散歩に出かけることです。 スマホに触ろうにも触れない時間をつくるために、歩くのです。 私(川野)は毎晩、お寺で飼っている柴犬の「太郎」を散歩させながら、この時間をつくっています。 しばらく歩くと、不思議なことが起こります。スマホに向けて消費していた注意容量が温存されるため、それまで見落としていたものが目に飛び込んでくるようになるのです。
例えば、季節の草花や、街角にできた新しい飲食店。「あれ、こんなところにこんなものが」。 この感覚が、マインドフルネスで気づきのレベルがアップしているサインです。 ■繰り返しの動きを観察「ルンバ瞑想」 これは、知人が話してくれたことを瞑想に応用したものです。 「川野さん、ぼく失恋したんです」というのでひとしきり話をうかがうと、「その日は、部屋を掃除してくれるルンバを日がな一日、見て過ごしました」それで少しだけ、気分が楽になったというのです。