「質の高い選手」「ボールを扱う技術も優れている」 バーミンガム指揮官がMF岩田智輝を称賛。新天地で好スタートを切る
今夏セルティックを離れた岩田
今夏の移籍市場では実質3部となるリーグ1のクラブとは思えない大型補強を行ったバーミンガム。選手獲得に3500万ユーロ、日本円にして約56億円を費やし、1年でのチャンピオンシップ復帰を目指している。 そんなバーミンガムに今夏横山歩夢とともに加わった日本人選手がいる、岩田智輝のことだ。日本代表歴もあるMFはスコットランド王者セルティックから完全移籍で加入しており、背番号は「24」に決定している。 EFLトロフィーのウォルソール戦でさっそくデビューを飾っており、チームはPK戦の末に敗れたものの、岩田が先発フル出場を果たしている。 「ジェイ(・スタンスフィールド)が加入したことで注目されなかったが、彼(岩田)は質の高い選手だ。ここ数年はセルティックでプレイしていたし、本当にパワフルなMFだと思う。ボールを扱う技術にも優れている」 バーミンガムのクリス・ディヴィス監督が英『BirminghamLive』に語った岩田へのコメントを見る限り、指揮官からの評価はまずまずといったところだろう。 データサイト『Sofa Score』でも岩田への評価は高く、守備面では2回のタックル、2度のインターセプトを記録している。中盤の底でプレイしながらも、3つのキーパスを供給しており、攻守両面でチームに貢献していた。 セルティックでは出場機会を失っていたが、新天地では幸先のいいスタートを切った岩田。3部では難しいかも知れないが、2部へ昇格となれば、日本代表へと選出される可能性も高まるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部