【バレー】求められているのはアクロバティック。リベロからセッターまで、びっくり起用も直感で勝負! 群馬・栗栖留生がコートに羽ばたく V2女子
バレーボールV2女子の群馬グリーンウイングス・栗栖留生選手は本来リベロのプレーヤー。サマーリーグで突如セッターに挑戦して周囲に驚きを与えたが、その挑戦はリーグ本番でも続けられた。 群馬のセッター陣は強力だ。チームの支柱でもある松尾奈津子主将、経験豊富な角谷未波選手がいる。その中で”急造”セッターはどんな役割を果たしているのか? 1月の前橋大会で栗栖留生選手に現在の心境を聞いた。 当日は無敗で首位を走る姫路との対決。各メンバーの感想も含めてお届けしたい。
群馬グリーンウイングス
●栗栖留生選手(セッター、リベロ) ーーサマーリーグでのセッター挑戦には大いに驚きました。それはそれとして、まさかレギュラーシーズンでもセッターに起用されるとは思っていなかったので、二度びっくりしました。セッターとして試合に出て感想は? 栗栖:あんまり緊張とかはしてないですね。「セッターでいくぞ」というより、自分はどこでも行けるスタイルで待ち構えていますので。 自分の良さというか、自分のプレースタイルをコート内で表現できればいいかなっていう感じです。 なんて言いますかね…めちゃめちゃ考えこんでやっているということはないですね。 ーーチーム内に優秀なセッターがいる中で、敢えて自分が起用される、自分に求められていることは何だと思う? 栗栖:うーん、アクロバティック ?(笑) 一同:笑 栗栖:「何を求められてるか?」って言われたらわからないですけれども、自分は直感でいくタイプなので、その直感を信じて上げているというか、そういう感じのバレースタイルを貫いていきたいなと思っています。 ーー姫路と対峙した中でその直感は? 栗栖:いつもと違うメンバーで組んでいたのですけれども、都度、これいけるからこれもいけるかな、みたいな。 みんなに問いかけながら、「あ、これいけそう」と。 なんだろう? 「アイデアバンク」というか(笑) そういう感じでプレーできたので良かったかなと思います。
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