強い冬型 日本海側中心に11日(土)にかけて大雪のおそれ 北・東日本は10日(金)の夜まで高波にも警戒
北日本から西日本の日本海側を中心に11日(土)にかけて、大雪による交通障害に注意・警戒が必要だ。また、北日本や東日本は10日(金)の夜にかけて高波に警戒が必要となる。
日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、北日本から東日本の上空約5500メートルには‐30℃以下の寒気が流れ込んでいる。日本付近は11日(土)は冬型の気圧配置は次第に緩むが、北日本や東日本の日本海側では上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となる所がありそうだ。
[雪の予想] 北日本から西日本の日本海側を中心に11日(土)にかけて、大雪となる所がある見込み。 ■10日午後6時から11日午後6時までに予想される24時間降雪量(多い所) 東北・関東甲信 50センチ 北陸・近畿・中国 40センチ
[風の予想] 東北では10日(金)の夜にかけて、雪を伴って強い風が吹く所がありそうだ。 ■10日に予想される最大瞬間風速 東北 30メートル [波の予想] 北日本や東日本の日本海側では10日(金)の夜にかけて、大しけとなる所がある見込み。 ■10日に予想される波の高さ 北海道・東北 6メートル 北陸 6メートル うねりを伴う
大雪による交通障害に注意・警戒し、着雪やなだれに注意が必要だ。また、高波に警戒し、強風や風雪、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要となる。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。また、降ひょうのおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも併せて注意が必要だ。