【動画解説】3連休 都心を含め関東でも雪? 日本海側の雪はピークを越える
ウェザーマップ
3連休は冬型の気圧配置が次第に緩み、日本海側の雪は弱まっていくでしょう。一方、本州の南を進む低気圧の影響で、12日(日)は関東でも雪が降る可能性があります。今後の情報に注意が必要です。
10日(金)正午現在、日本海側の広い範囲で雪が積もっています。すでに大雪となっていた青森だけでなく、山形や新潟、岐阜でも一気に雪の量が増えました。
3連休は冬型の気圧配置が緩むため、日本海側の雪は次第に止んでいくでしょう。11日(土)の午前中は東北や北陸、近畿の日本海側で雪が降りますが、午後は雪が弱まり、夜には止む所がほとんどとなりそうです。一方、12日(日)は、東京に雪マークが見られます。ただ、現段階では、モデルによって、降るかどうかの予想は全く異なっています。
まず「GSM」というモデルでは、12日(日)の夜から雪雲が広がる見込みです。日付が変わる頃には、東京都心でも雪の降る所があるでしょう。ただ、雪の降る時間は短いので、都心で積もることはなさそうです。
一方「MSM」というモデルでは、雪をもたらす低気圧が関東の陸地から離れたところを通る予想となっています。関東で雪や雨が降る所はほとんどない見込みです。 このようにまだ予想にブレがある段階ですし、この先まだ変わる可能性があります。3連休でお出かけの方も多いと思いますので、最新の予報を確認するようにしてください。 (気象予報士・石上沙織)