ブリーズライトvsノーズブレス…イビキ対策の「鼻孔拡張テープ」を貼って比較【買うならどっち?】
【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】 イビキ対策編 ◇ ◇ ◇ 私の知人で夫のいびきが嫌で離婚した女性がいます。 扁桃腺がパンパンに詰まった小瓶を見せられて…徳永ゆうきさん扁桃炎での手術を振り返る いびきは男性の約57%、女性の約40%がかくとの統計もあり、潜在的な患者数は200万人といわれています。 いびきには単純性いびきと睡眠時無呼吸、上気道抵抗症候群の3種類あります。でも、そんなことより私はいびきをかく人はいくらぐらいお金を稼いでいるのか気になります。 なぜなら、いびきをかく人は睡眠不足になりがちで、あまり仕事に集中できないので、年収も低くなると考えたからです。家族の睡眠も妨害し仕事にも影響を与えるかもしれません。 それなら治すに越したことはありませんね。 いびき防止装置や手術が増加していて、市場規模も拡大しています。 睡眠中に呼吸が止まることを予防するエアチューブを使い鼻に着けたマスクから気道に空気を送るCPAPは数万円、マウスピースは数万円、手術3万5000円、鼻チューブは数千円、レーザー治療は数万円もします。 こんなに出しても効果あるのかどうか……。 それならまずは安いものから試してみましょう。ということで、鼻孔拡張テープの「ブリーズライト クール」(佐藤製薬)と、鼻腔拡張テープ「ノーズブレス」(奥田薬品)を比較してみました。 ブリーズライトの原産国はアメリカです。まるで、絆創膏のような包み紙ですが開けてみると、無料で食品についている木製の折り曲げられるスプーンのような形をしていました。 両方とも鼻の上に貼るだけです。もちろん鼻の上の汚れ、皮脂をよく拭いた上に貼ります。 ブリーズライトはクールタイプを選んだので、香りはメントール、ユーカリオイル、カンファーです。ノーズブレスは無臭です。 ノーズブレスは30枚入りで、ブリーズライトは10枚入りでした。 何が違うのでしょう。ノーズブレスは幅約60ミリ×縦約18ミリで657円(サンドラッグ:税込み)、ブリーズライトは幅約55ミリ×縦約17ミリと小さめですが、693円(同)。 さっそく鼻の上に貼って、試してみましょう。 ■バネの強さは予想以上 ブリーズライトは案外、硬かったです。中には魚の骨のような感じのプラスチックの“バネ”が入っています。“バネ”は強いので、アメリカ産のような感じです。 ノーズブレスはプラスチックのジップ付きの袋にまとめて入っています。これはコスト削減のためかもしれません。一見、柔らかそうですが、こちらも“バネ”があるので剥がれないか心配です。 私の鼻が低いからか、脂ぎっているからか、貼り方を間違ったか……。どちらも長時間は持ちませんでした。キチンとした使い方を習得するのに時間がかかるかも……。 すみません、長期戦になりそうなので、いびきがひどい人には別の部屋でひとりで寝てもらうのがいいかもしれません。 (柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)