ハリス氏とトランプ氏、激戦州で大接戦続く=米調査
[ワシントン 21日 ロイター] - 11月5日の米大統領選まで約2週間と迫る中、民主党候補のハリス副大統領(60)と共和党候補のトランプ前大統領(78)は7つの激戦州で引き続き接戦を繰り広げている。ワシントン・ポスト紙とジョージ・メイソン大学が共同で実施した調査で21日、分かった。 調査は9月30日から10月15日にかけて5016人の登録有権者を主な対象に実施。誤差はプラスマイナス4.5%ポイントだとしている。 ハリス氏の支持率はジョージア州で51%と、トランプ氏の47%を上回った。ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州でもハリス氏がリードしている。 一方、トランプ氏はアリゾナ州で49%と、ハリス氏の46%をやや上回ったほか、ノースカロライナ州でもリード。 ネバダ州では両候補がいずれも48%となっている。 他の調査結果でも同様に7州で接戦が続いているとの内容が示されている。ただ、いくつかの調査では、全国的にはハリス氏やや優勢となっている。 ワシントン・ポスト紙の世論調査では、有権者全体ではハリス氏支持が49%、トランプ氏支持が48%。 先週発表されたロイター/イプソスの調査では、ハリス氏の支持率が45%、トランプ氏は42%だった。 ただし大統領選は獲得した選挙人の数で勝者が決定する。これまでの調査では、激戦州7州が勝敗を左右する可能性が高いとみられている。