先行予約を開始【世界限定333本】ブランド史上初、アラーム機能とGMT表示を同時搭載、“ボール ウォッチ”最新モデル
ボール ウォッチの最新作アラームGMTは、ブランド初となるアラーム機能とGMT表示を同時搭載する機械式時計。最大の特徴はモデル名にある通りのアラーム機能だ。新開発されたハンマーとゴングが生み出す、かつて聞いたことのあるような金属的な音色が魅力となっている。 【画像】レインボーの夜光、メカニカルなムーヴメントを拡大してもっと見る ムーヴメントの外周にセットされたゴングは、音の質を高め、響音の長さを延ばすためにミニッツリピーターにも用いられる通常の約2倍の長さで設計。また、アラーム音をケース外に最大限響かせるために、文字盤外周に位置するインナーリング下に、12か所の通音用ノッチを設ける工夫も施された。 ムーヴメントには、時刻表示用とアラーム機能用に二つの香箱が搭載されており、ローターは通常の機械式ムーヴメントと同様に単一であるものの、右回転時に時刻表示用のゼンマイ、左回転時にアラーム用のゼンマイを巻き上げる画期的なシステムを採用。そのアラーム用ゼンマイに蓄えられたエネルギーにより、味わい深いアラームは15~18秒間に渡って鳴らすことが可能となっている。鳴動時刻は10分単位で設定可能だ。
音質にこだわり設計から開発まで約3年もの年月を費やしたという自社製ムーヴメントは、シースルーバックから眺めることができ、1秒間で規則正しく4往復回転のリズムを刻むテンプ、そしてアラーム作動時のハンマーが振動してゴングを超速で叩く様子まで、目と耳で楽しめる仕様となっている。 また、本作には文字盤外周のインナーリングと両方向回転式のセラミック・トップベゼルに24時間目盛りが配されており、中央ディスクを取り囲むリングに設置された深紅のGMT針との組み合わせで、最大3エリアの時刻を読み取ることが可能だ。
さらに、ボール ウォッチお馴染みの夜光システム“自発光マイクロ・ガスライト”が計29個セットされており、時と分だけでなくスケルトンデザインのGMT針が示すセカンドタイムゾーンもスムーズに判読できる。 根強い人気のブレスレット一体型ケースはステンレススチール製で、サテン仕上げをメインにエッジ部にポリッシュ加工を取り入れることで陰影のある美しい表面が形成されている。 なお、10月31日より開始されたボール ウォッチ公式オンラインブティックでは、好きな限定番号(001/333~333/333)を選んだうえで予約ができる独自サービスを展開している。価格は88万円で、シリアルナンバーのセレクトは他国もあわせて先着順。商品の発送は、2025年1月下旬から2月上旬に開始される予定だ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部