《秋の帽子コーデ》皇后雅子さま、秋のおしゃれはアクセサリー感覚で楽しめる「帽子」がポイント
本格的なコートがいる冬と違って秋はまだまだアウターが脇役。ポイントになるのが帽子やバッグなどの小物類。そこで、皇后雅子さまの秋ファッションの小物使いに注目。おしゃれな「帽子」を取り入れたファッションを振り返る。 【写真】皇后雅子さま、洗練された「帽子」ファッションをもっと見る
サックス×白のストライプ柄が爽やかな雰囲気
1994年、中東4か国訪問の旅を終えるに当たり、感想を記者団に話される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。 雅子さまはサックスブルー×白の爽やかな配色のストライプ柄のセットアップをお召しに。ジャケットのフロントにチャイニーズノットが施されているのがポイント。帽子もリボンがストライプ柄で、まとまり感がある。インナーや靴、バッグも白を合わせられ、サックスブルーと白の完璧なツートーンコーデだった。
ペールピンクのセットアップにドレープリボンの帽子が柔らかい雰囲気を演出
2016年10月、ベルギーのフィリップ国王夫妻が、友好150周年を記念して国賓として来日した際は、ピンクベージュのセットアップに、同色の帽子が可憐な印象だった。 優しいピンクのセットアップに、同色の帽子を合わせた柔らかい雰囲気のコーデ。ドレープのリボンが華やかな帽子は存在感もたっぷり。顔周りはパールアクセで、明るめのブラウンのバッグや濃いブラウンのパンプスを合わせたグラデーションコーデが素敵だった。
秋らしいボルドーカラーのワントーンコーデで季節感を演出
2015年11月の秋の園遊会で雅子さまは、秋らしいこっくりボルドーカラーのセットアップでご出席。 雅子さまは当時12年ぶりの園遊会で、全行程ではなく、一部出席に。雅子さまのお気に入りカラーのひとつであるボルドーカラーのセットアップに帽子もボルドーでそろえられ、秋らしい雰囲気。帽子のリボンは立体感のあるデザインがポイントになっている。パールのアクセサリーに、バッグとパンプスは黒で、ボルドーカラーを引き立てていた。
コンパクトなモスグリーンの帽子はベルベット素材でエレガント
2018年11月、日本PTA創立70周年記念式典では、襟とカフスにベルベットをあしらったグリーンのアンサンブルに同色のコンパクトな帽子を合わせられていた。 雅子さまは、長年愛用されているモスグリーンのセットアップでお目見え。襟にブレードがあしらわれたジャケットで、華やかさをプラス。深みのある上品なダークグリーンに黒のシックなベルベットが加わることでより深みがまして洗練度もアップ。帽子もコンパクトながら、ベルベット素材がエレガントな雰囲気を演出。パールアクセを合わせることで、明るい印象にまとまっていた。 同じセットアップを1996年11月の「青少年育成国民運動発足30周年」記念式典に出席された際にもお召しになっていた。帽子は2018年と違い、光沢のあるリボンがポイントの帽子だった。
グリーンのボタニカルモチーフが目を引くツートーンコーデ
2024年10月、佐賀県をご訪問の天皇皇后両陛下は、第78回国民スポーツ大会の開会式にご出席。雅子さまは、グリーンのセットアップに合わせ、同じグリーンのリボンの帽子をかぶられていた。 セットアップのジャケットはすっきりとた印象のノーカラー。ボタニカルモチーフの刺繍の縁取りがポイントに。帽子にも同じ刺繍リボンが施されていて、グリーン×ボタニカルモチーフの優しい雰囲気に仕上がっていた。