昨日から考えると安すぎ!? 6万円台から買えるハイエンドスマホ「POCO F6 Pro」の実力は?
シャオミ・ジャパン(小米技術日本)が「POCO」ブランドの最新スマートフォン「POCO F6 Pro」を発表しました。5月23日にXiaomi公式ストア、楽天市場、Amazon.co.jpで発売されます。市場想定価格は12GB+256GBモデルが6万9980円、12GB+256GBモデルが7万9980円となっています。 【しっとりとした質感と手触りのホワイトカラーを見てみる】
POCOはシャオミのハイコスパブランド
「POCO」は、シャオミが「Xiaomi」「Redmi」とは別に展開するブランドで、ファンからの要望に応えることに重点を置いています。販路をオンラインに絞り、低価格に抑えていることも特徴。シャオミのスマホは高コスパで人気ですが、POCOはさらに安く“超コスパ” といった印象です。すでに世界の98の市場に進出し、主な若い世代に支持されているとのこと。日本向けには、2022年6月に発売された「POCO F4 GT」以来、2台目となります。 POCO F6 Proは「POCO」ブランドの最新フラッグシップに位置付けられています。SoCには「Snapdragon 8 Gen 2」を採用。1世代前の最高峰のチップです。12GBのRAMを搭載し、ストレージは256GBと512GBの2タイプを用意。昨今の相場としては10万円超でもおかしくない仕様です。 ディスプレイは6.67インチ。大画面ながら、横幅は74.95mmで、大き過ぎず、基本操作は片手でこなせそう。ただし、209gあるので、ちょっと重めです。 右側面に電源ボタンと音量ボタンを配置し、下部にSIMスロット、USB-C接続口を搭載。ステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atmosにも対応しています。なお、イヤホンジャックは搭載していません。
注目すべきポイントは3つ
POCO F6 Proには大きく3つのセールスポイントがあります。 まず、他社の同価格帯製品と比べて大きな優位性となるのがバッテリーまわり。5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、120Wの急速充電にも対応。なんと、わずか19分でフル充電できます。自社開発の「リキッドクールテクノロジー4.0」という冷却システムを導入し、発熱しやすいエリアを素早く冷やせることも特徴。ゲームを存分に楽しみたい人にも適しています。 次はディスプレイ。6.67インチの有機ELで、解像度は3200×1440ドット。1~120Hzの可変リフレッシュレートにも対応しています。高輝度で屋外での視認性が高く、1万6000段階の自動明るさ調整機能を備え、ブルーライトを低減する機能など、目にも優しい設計となっています。Dolby Visionに対応しているので、サブスクの映画を観たりするにも適しているでしょう。 そして、カメラ。アウトカメラはメイン(5000万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(200万画素)という構成。メインカメラには1/1.55インチの大型センサーを採用し、F値は1.6。光学式手ブレ補正にも対応しています。独自機能として1ショットで最大50フレームを連続撮影できる機能も備えています。 AIを用いた編集機能も搭載しており、不要な被写体を消したり、不足する背景を生成したりすることが可能。さらに、今後のアップデートで「AIポートレート」が追加される予定。これまでに撮影した人物写真を解析し、例えば、“モデルになった私” “レーサーになった自分” など、理想とするポートレートを生成できるそう。