「ドラクエ3」プロデューサー、「ファイナルファンタジー6」リメイクに言及
スクウェア・エニックスの早坂将昭氏は海外メディア「INVERSE」のインタビューに対し、「ファイナルファンタジー6」のリメイクについて言及した。 【もっと写真を見る】
スクウェア・エニックスが2024年11月14日に発売したHD-2D版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ」のプロデューサーを務める早坂将昭氏は、海外メディア「INVERSE」のインタビューにて「FINAL FANTASY VI(ファイナルファンタジー6)」のリメイクについて言及した。 記事によると、HD-2Dというグラフィックス表現が「オクトパストラベラー」で生まれたことをきっかけに、リメイク版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ」のアイディアが社内で上がったとのこと。 そしてその「オクトパストラベラー」は、ドット絵のクオリティが最も高かった「ファイナルファンタジー6」を参考に開発されたのだという。 早坂氏は、参考にしたゲームがHD-2Dというアートスタイルを適用するとどうなるのか、個人的に見てみたいと語っている。ただし、具体的に社内でHD-2D版「ファイナルファンタジー6」リメイクの予定があるわけではなく、あくまでも個人的な意見であるとのこと。 インタビューではそのほか、HD-2Dによるリメイクは想像以上に容易ではないこと、「ドラクエ3」は新規ユーザー獲得の“入口”を意識して制作されたこと、戦闘中にキャラクターが動く機能を断念したこと、制作にあたり「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」を含む過去タイトルをかなり研究したことなどが語られている。 スーパーファミコン世代のRPGを代表する1作である「ファイナルファンタジー6」。そのリメイクの道はHD-2D版「ロト三部作」がどれほど良い結果を示せるのかにかかっているのかもしれない。 文● Zenon/ASCII