中日・岡田俊哉、「この件については聞かれたら答えると決めていました」背番号21はルーキー・金丸に「監督、球団と話して先輩にも相談した」
右大腿(だいたい)骨骨折からの復帰を目指す中日・岡田俊哉投手(33)が17日、ナゴヤ球場で自主トレした。昨季まで付けた背番号21は、ドラフト1位の関大・金丸が背負うと発表されたばかり。来季16年目の左腕は何を感じているのか。 ◆金丸夢斗ら中日ルーキートリオ、緊張のラジオ生出演【写真複数】 「この件については聞かれたら答えると決めていました」。昨季の春季沖縄キャンプで右脚を大けがした。今季は育成契約となり、背番号210だった。支配下と同時に背番号も21に復帰する予定だったという。 風向きが変わったのは今年10月末のドラフト会議直後。米カブス・今永に憧れを抱く金丸が、メディアを通して複数回「21」を希望した。 「金丸君は何も悪くないのが大前提。そこは大事です。話はそこからです。僕は監督、球団と話をしました。先輩にも相談しました。出した結論は『来年プロ入り16年目にもなるのに、ルーキーに譲らないのは大人げない』。思い入れはありますが、僕の第1目標は支配下契約です。金丸君には21も歴代、素晴らしい先輩方が背負ってきた番号だよ、その21をどんどん大きく輝かせてくれ、と思っています」 右脚には医療器具が入ったまま。ウエスタン・リーグでは今季14試合で防御率1・12だった。
中日スポーツ