【MLB】ジャイアンツが5割復帰 ウェブ6回途中1失点で9勝目 新人フィッツジェラルドは直近17戦11発
【ジャイアンツ4-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間8月6日、ジャイアンツは敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ4連戦がスタート。その初戦は3回までに4点を先行すると、投手陣がナショナルズ打線を6安打1得点に封じ、4対1で勝利して5割復帰を果たした。ジャイアンツ先発のローガン・ウェブが6回途中4安打1失点で9勝目(8敗)を挙げ、5番手のカミロ・ドバルは21セーブ目を記録。ナショナルズ先発のパトリック・コービンは2本塁打を浴び、6回7安打4失点で12敗目(2勝)を喫した。 【動画】ジャイアンツのタイラー・フィッツジェラルドが12号先頭打者アーチを放つ ジャイアンツは初回に新人タイラー・フィッツジェラルドの12号先頭打者アーチで先制。3回表には先頭のマイク・ヤストレムスキーの二塁打からチャンスを広げ、マット・チャップマンが18号3ランを放って4対0とリードを広げた。先発のウェブは6回裏二死から四球とボークでピンチを招き、ジェームス・ウッドのタイムリーで1点を献上。次打者にもヒットを許して降板したが、ジャイアンツはそこからライアン・ウォーカー、テイラー・ロジャース、タイラー・ロジャース、守護神ドバルと4人のリリーバーをつなぎ、ナショナルズの反撃を封じた。 7月にオールスター・ブレイクを跨いで5試合連続アーチを記録するなど、絶賛売り出し中のフィッツジェラルドは今日も一発。日本時間7月10日以降に出場した17試合で11本ものアーチを放っている。ジャイアンツの選手による「17戦11発」は2003年のバリー・ボンズ以来21年ぶりの快挙。ボンズとフィッツジェラルドを含め、球団史上7人しか達成していない大記録だ。マイナーでは2021年に19本塁打、2022年に21本塁打、2023年に22本塁打を放つなど、俊足強打を誇るフィッツジェラルド。現在の勢いは本物なのか、そしてどこまで続くのか、注目の存在だ。